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2015年9月23日 / misotukuri

山中も亀田も同じボクシング

山中慎介の話
「最後まで左が当たらず、苦しい戦いだった。中盤、モレノもテンポが上がってきて、やりづらさがあった。正直言って気持ちだけでした。苦しい時でもセコンドを信じて…。勝ってホッとしています」
「予想通り難しい相手だった。距離の取り方がうまく、効果的なパンチは第10ラウンドしか当たらなかった。もう少し(力の)差を見せるつもりだったが、自分の力が足りなかった」

アンセルモ・モレノの話
「ベルトを持って帰るつもりだったので、少し悲しい思いだ。次のチャンスを狙いたい。山中は左よりも右の印象が強かった」
「判定は受け入れる。拮抗した試合で引き分けに近かった」
「山中は左でKOを狙っていたが、できなかった。山中にとっても複雑な試合だろう」

昨夜の試合は2-1(115-113×2、113-115)の判定でチャンピオン山中慎介が9度目の王座防衛に成功した。
この判定を巡って騒いでいる向きもあるようだが、どうせ亀田バッシングしたレベルの連中だろう。
ボクシングは、噛み合わない相手だと、KO決着は難しい。
そうしたときに判定となるが、そこでボクシング観の違いで、微妙に判定が違ってくる。
私は、メイウェザーやこのモレノのようなKOを目指さないボクシングは評価しないが、ジャッジの判定はよほどのことがない限り、否定しない。
地元判定や、ひいき判定も否定しない。
そんなもの当然ではないか。
私の採点では、116-112でもちろん山中だが、1Rの攻防で明確な差が感じられなかったので、チャンピオンに敬意を表して山中にポイントをつけたことが多分原因だろうと思う。
次のラウンドでも同様なら、今度は挑戦者にポイントをつけてバランスを取ることにしている。
最終ラウンドだけは、明確な差が出ない場合は、ポイントで負けててかつ最終回頑張った方につける。
こうすることによって、判定ならだいたいチャンピオン有利に採点する。
毎回差がなければ、引き分け以上にはならないから、挑戦者は、KOするか明白な差をつけないとタイトルは奪取できず、そういうことなら判定でモメることは少ないだろうからだ。
馬鹿馬鹿しいが、拮抗したボクシングの採点なんて、それで十分楽しめる。
どちらかの優勢をむりやり見つけようとしても、極端な話、見る角度によっては、スリッピング・アウェイでパンチをかわしていても、汗が飛んでたら有効打に見えるからねえ、意味ないのだ。
タイトルマッチは、引き分けならチャンピオンのタイトル防衛だからね。
この試合は、最終回の攻防で決まったと思う。
私の採点だって、1Rと12Rをモレノにつけていたら、114-114で引き分け→山中の防衛となる。
まあ、この試合、地元採点と言われようが、何だろうが、モレノの勝ちはない。
ということは、山中の負けもない。
モレノが勝つには9Rのようなラウンドがあと二つは欲しい。
そうでないと無理だろう。
日本人が海外でやっても、同じことか、もっとひどい。
山中もなまじKO続きできてたから、微妙な判定で勝ちを拾うと、亀田と変わらないなとか言ってくさす人もいるが、少なくとも亀田興毅と違ってモレノを避けなかったからね。
次は、パヤノかな?
たぶん、パヤノはモレノ以上に苦戦すると思う。
絶対、スリヤンより強いし、インファイト対策がまだ十分でないからね。
今のままだと、海外で試合すれば、モレノ戦以上の醜態をさらすことになる。

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