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2015年10月15日 / misotukuri

映画「ラスト・デイズ・オン・マーズ」の手に負えない度

昨夜は久しぶりに映画を見て過ごした。
一昨日は剣山、昨日は中津峰山(明日は高丸山の予定)と、そろそろ紅葉シーズンのためアウトドアが多くなって、その分映画を見るのがご無沙汰になっていたのだ。
昨日の映画は、「ラスト・デイズ・オン・マーズ」(13年、英・アイルランド、ルアリー・ロビンソン監督、リーヴ・シュライバー、ロモーラ・ガライ他)。
6ヶ月の火星滞在探査もあと20時間を残すのみとなった探査チームだったが、隊員達の間には早く帰りたいと思う人間もいれば、何の成果も上げられなかったのでもっと留まりたいと思う人間もいた。
その中で一人だけ実は未知のバクテリアを発見していた研究者がいたが、誰にもそれを内緒にしていた。
彼は、最終ミーティングが開始される前に、その採取標本を回収しに実験棟に出かけて行ったのだが、突然、思いもよらぬ事故が起きて・・・
もし、宇宙や極地などの基地という隔絶した環境下でこういう事故が起きたら、多分、瞬く間に事態は手に負えなくなり、なすすべもなくチームは壊滅してしまうのではないかと思わせる話だ。
これは「エイリアン」のバクテリア版だな。
ストーリーも人間描写もありきたりの凡作と思うが、時々ハッとするような映像があって救われる。
そもそも、この映画の監督には、キャスティングを見る限り、何かのフロンティアを目指すタイプの人間が理解できていないように思える。
リアリティの限界が低いというか、ハリウッドSFアクション・ホラー映画のようには絶対うまく行くはずがないという悲観論が底流にあるように思えるのが、つまらなくて同時に面白い。
決して「エイリアン」や「ゼロ・グラビティ」にはならないのだ。
それにしても、こんな映画を見ると、火星など他の惑星で生命探査して仮に何かを採取しても絶対地球に持ち帰ってはいけないとつくづく思うね。
何か発見しても、あくまで、現地で、この映画の場合なら、火星で研究すべきだ。
その点、小惑星探査のはやぶさ計画なんか非常に危険だね。
私も昔、「星の王子様を探しに行きませんか?」なんてキャッチコピーに釣られてカンパした一人だけど。
では。

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