Skip to content
2015年11月10日 / misotukuri

三浦隆司VSフランシスコ・バルガスを予想する(結果付き)

来る11月21日、ラスベガスでWBC世界Sフェザー級タイトルマッチ、三浦隆司vsフランシスコ・バルガス戦が行われる。
WBC世界ミドル級タイトルマッチ、ミゲール・コット vs サウル・アルバレスのアンダーカードだが、世界的にはこっちの方がビッグ・ネームなので、しかたがない。
それにしても三浦は帝拳という大手プロモーションの傘下にいるだけあって、WBAのスーパー王者、内山高志より一足お先に、ラスベガス・デビュー出来てうれしいだろう。
三浦はメキシカン・キラーの異名を取っていて、メキシコ系の多いアメリカ西部では名前も知れ渡っており、マッチメークがやりやすいのは確かだ。
逆に、無敵を誇る内山がラスベガスに行くときは、年齢的なこともあり、アメリカの若手にタイトルを献上する時になりそうだ。
まあ、それはともかく、もうあと10日にまで迫ってきたので、そろそろ三浦vsバルガスの予想をやっておこうと思う。
予想に入る前に、先に両者の戦績等データの比較をしておこう。
三浦がは、33歳、33戦29勝(22KO)2敗(1KO)2分け、KO率67%、身長169cm、リーチ178cm、サウスポーのファイター。
バルガスは、28歳、23戦22勝(16KO)0敗1分け、KO率70%、身長173cm、リーチ178cm、オーソドックスのファイター。
体格は、両者ほぼ互角。バルガスの方がやや身長が高いので、スリムに見えるだろう。
戦績も、キャリアで三浦が優る以外は、ほぼ同じ。
バルガスは無敗で来ているので、恐れを知らないところが、どう出るかだ。
三浦の2敗は、後に世界ライト級チャンピオンになった小堀祐介とWBA現同級スーパーチャンピオンの内山高志に負けたもので、これはまあ、負けてもしかたがないとしたものだろう。
むしろ、この二つの敗北があって、三浦は強くなった。
フランシスコ・バルガスは、もうロートルになったとは言え、あのファン・マ(ファン・マニュエル・ロペス)にKOで勝っており、これまでのメキシカンの挑戦者の中では最強という評判だが、果たしてそうか?
さっそく、Youtubeで、バルガスを検索していると、Francisco Vargas vs Brandon Bennett の無敗対決があったので見てみた。

このファイトを見る限り、バルガスも打ち合いが好きそうだから、三浦とは肉弾戦になりそうだね。
バルガスは、レオ・サンタクルスみたいにガードを高く上げてゆっくり接近し、左右フックの連打で倒すファイト・スタイル。
多分、最初にバルガスが、無敗の挑戦者らしく、プレッシャーを掛けながら接近してきて打ち合いを挑んでくると思うが、三浦はバルガスのガラ空きのボディーを攻めたい。
互いの強打の打ち合いで、三浦が打ち勝ち、バルガスがアウトボクシングするような形になると、勝負は三浦のものだろう。
また、回転の速い連打のバルガスが打ち勝つと、三浦には一転して防御的な戦いが出来るかどうか疑問だが、それが出来ないと苦しいだろう。
あまり軸足を後ろに置いてのアウトボックスはしたことないだろうから、内山戦のように後手に回ると、打たれっぱなしになる可能性はある。
バルガスが、三浦の強打を警戒して、中間距離で戦おうとすると、むしろ、中間距離を得意とする三浦はボンバー・レフトを決めて、一気に勝負を決めたい。
バルガスの連打は、速くて力強いものがあるが、三浦のボンバー・レフトのように一発で決めてしまえるほどの威力はない。
勝敗の予想としては、三浦の中盤KO勝ちと思うが、判定になった時にはメキシコ系住民の多いところでもあるので、地元判定の心配がある。
ちょこまか打って、連打でレフェリー・ストップを呼び込むのも良いが、ボンバー・レフトを豪快に決めて、ラスベガスのファンの度肝を抜いて欲しい。
では。
<追伸 結果速報>
9RTKOでバルガスが新王者。
1R開始早々にバルガスの右ストレートで三浦がほとんどダウン寸前に追い込まれた。
3Rダメージから回復しかけた三浦のボディが決まり出す。
4R三浦のボンバーレフトがきれいに決まり、バルガスダウン。
以降、6Rにバルガスがやや持ち直すも、形勢は三浦に。
8R終了間際に三浦のボンバーレフトが決まり、バルガスはダメージが大きくKOが見えてきた。
ところが、9R開始早々、バルガスの奇襲を受け右ストレートで三浦がダウン。
立ち上がったものの、すぐに連打を浴びてストップされた。
この展開は、全く予想外だったね。
バルガスも三浦も予想外だったと思う。
最後のラウンドは、気が抜けていたと言うより、不用意に詰めに行ったためだろう。
勝負では、しばしばそういうことがある。
三浦は、負けても、面白い試合をしたから、また本場でお呼びがかかるかもしれない。
では。

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。