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2015年11月29日 / misotukuri

「教場」は世界レベルの傑作だ度

 「教場」(長岡弘樹著)読了した。
 ほとんど日本のミステリは読まないのだが、これは警察学校を舞台にしていると知って俄然興味が沸いて読むことにした。
 やはり、日本物は文体のせいもあるが速く読める。
 一日で一気に読んだ。
 簡潔かつ的確な文章で情念を表現しつつも、警察官としての資質、現場で通用する技術についての蘊蓄、なかなかいいね。
 こういうのを読まされると、警察官もポリ公なんて馬鹿に出来なくなるね。
 これはミステリとして世界レベルの出来映えではないだろうか?
 警官小説には「あなたに不利な証拠として」(ローリー・リン・ドラモンド著)という同じ短編連作形式の傑作があるが、これに勝るとも劣らない。
 白髪義眼の風間教官、これは新しいヒーローだね。
 続編があるとは思えないけど。
 では。

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