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2015年12月27日 / misotukuri

映画「ロッジ LODGE」と「タイム・チェイサー」の消えゆくのみ度

 年間180本という目標に向けてばく進中(それほどでもないか!)のところなので、出来るだけ時間が短いものを選んで見ていたのだが、昨日今日とSFミステリ・ファンには必見ものを続けて見てしまった。
 昨日:「ロッジLODGE」(14年、米、トラヴィス・オーツ監督、ミーナ・スヴァーリ、ブライアン・オースティン・グリーン他)
 今日:「タイム・チェイサー」(13年、カナダ、リッチー・メータ監督、ハーレイ・ジョエル・オスメント、ジリアン・アンダーソン他)
 まずは、「ロッジLODGE」。
 人里離れたロッジに週末を過ごしに来た仲良し男女10人組だったが、従業員も客もおらず、深閑としてまるで人気がしない。
 それもついさっきまで人がいた形跡があるのに、どこかに神隠しに遭ったように消えてなくなったみたいなのだ。
 やがて、彼らも一人消え、二人消えと、ちょっと瞬きほどの間、目を離した隙に消えてしまい、残されたみんなはパニックになっていく・・・・
 まるで、アガサ・クリスティの「そして誰もいなくなった」みたいなので、ホラー仕立てのミステリかと最初は思って見ていたのだが・・・・
 うーん、スゴイね。
 ホントに、消えていくんだよ。コワイね。
 もちろん、合理的な解明は出来る。
 だが、ネタバレなので、言えない。
 愚作と思うが、結構楽しめるので、見て損はないだろう。
 美人のトレーシーのキャラクターに女性性というか、女性の本質的優しさを感じた。
 次は、今夜見た「タイム・チェイサー」。
 X-ファイルのジリアン・アンダーソンも顔は長いがなかなかイケテル女だね。
 それはともかく、これは真面目にタイムトラベルを考えた作品だと思う。
 ま、同人誌レベルの考察だが。
 タイムトラベル物を書いていると、なんとかラストに向けてお話の辻褄を合わせなければいけないと思うが、タイムパラドクスでどうしても辻褄は合わなくなる。
 それで、ようするにこれは多元平行宇宙なのだと考えると、辻褄は合うのだが、今度はタイムトラベルする動機が見つけられなくなる。
 卑怯なやり方だが、タイムトラベルした後でこれは多元平行宇宙だったと気がつくとするのも、未必の故意みたいで白々しい。
  それで、みんなファンタジー的に妥協する。
  そんなもの、論理的にありえんだろうが。
 しかし、最近はゲームが日常化していて、宇宙の物理法則自体が違う宇宙でのタイムトラベルだというパラドクスの解決方法も違和感なく現実的に感じられる。
 例えば、「インセプション」とか「オール・ユー・ニード・イズ・キル」みたいに。
 ・・・と、ここまで考えてきて、「ロッジLODGE」もさてはSFだったか!と気がついた次第。
 おそまつ。

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