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2016年5月3日 / misotukuri

井上尚弥、八重樫東のダブル世界戦を予想する(結果付き)

5月8日、ボクシング・ダブル・世界タイトルマッチがある。
内山が衝撃KO負けして、もう力が抜けてしまって、井上の試合があるのを忘れていたよ。
予想屋Jinchanの反省としては、やっぱり、絶対ということはないから、もっと真剣にデータを検討すべきだった。
それで、だ。さて、どーする?
1 WBO世界スーパーフライ級タイトルマッチ、井上尚弥VSダビド・カルモナ
2 IBF世界ライトフライ級タイトルマッチ、八重樫東VSマルティン・テクアペトラ
ま、初心に返って、予想してみよう。

まずは、1 WBO世界スーパーフライ級タイトルマッチ、井上尚弥VSダビド・カルモナ
両者のデータ比較だが、次のとおり。
井上:23歳、オーソドックス、身長163cm、リーチ172cm、9戦9(8KO)勝、KO率89%
カルモナ:25歳、オーソドックス、身長163cm、27戦20(8KO)勝2(1KO)敗5分、KO率30%
両者、年齢、体格的にはほぼ互角だが、カルモナについては試合数(27)の割りに引き分け(5)が非常に多いのが目につく。
これは勝利を引き寄せる決定力のなさを示す一方、どんな相手ともそこそこ戦えるということでもある。
2敗の内、1つのKO負けがあるが、これはあのオマール・ナルバエスに7RTKOで敗れたもの。
最近の試合では、ワルリト・パレナスと引き分けている。
ナルバエスもパレナスも2RTKOで、井上に負けている。
だから、井上>ナルバエス>カルモナ=パレナスで、問題ないと思う。
しかし、内山のこともあるから、慎重に死角を考えてみよう。
ナルバエスは井上のあまりのパンチ力にグローブに何か仕込んであったのでは?と疑ったが何もなかった。
パレナスもガードしていたのにその上からのパンチでダウンさせられるという軽量級ではあり得ないような井上のパンチ力になすすべもなく敗れた。
井上は、ナルバエスは名うてのテクニシャンなので、長引くとヤバイということで速攻した。
また、パレナスはパンチが硬く、これまた長引くとヤバイから早いこと片付けちゃえと速攻した。
ナルバエスにKOで勝ったのはフロックかなと思ったが、カルモナをガードの上からKOしたのを見て、こりゃやっぱモンスターだわと恐れ入った。
しかし、カルモナは、当然、ナルバエスやパレナスの失敗を踏まえて戦法を考えてくるはず。
井上の速攻にとにかく耐えることを考える。
ただ、逃げ回るだけでは追い足のある井上に捕まるので、カウンターを狙う。
勝負は中盤以降だろう。
勝負を長引かせれば、完璧に見える井上にも破綻が訪れるかもしれない。
カルモナはそれに賭けるしかないのでは。
意外と井上絶不調でヨレヨレの判定勝ちになる可能性もあるが、まあ、しかし、井上も内山の敗戦を見て気を引き締めているだろうから、どんなことがあろうとも中盤までで井上がカルモナを捉えてKOするだろう。
<試合結果 2016.5.9 追伸>
118-109 ×2、116-111の判定で、井上の勝ち。
ほぼ予想通りの展開となったが、途中で井上が右拳を痛めて、KOできず。
それでも、ラストラウンドでKOに近いダウンを奪った。
拳を痛めるのが癖になると、これからのチャンピオン・ロード、難しくなるね。
それにしても、結果的に予想は外したわけで、私としてもまだ見方が甘かったと言える。

次に、2 IBF世界ライトフライ級タイトルマッチ、八重樫東VSマルティン・テクアペトラ
だが、これも両者のデータ比較から。
八重樫:33歳、オーソドックス、身長161cm、リーチ161cm、28戦23(12KO)勝5(2KO)敗、KO率43%
テクアペトラ:26歳、オーソドックス、身長、リーチ共に不明、22戦13(10KO)勝6(1KO)敗3分け、KO率45%
テクアペトラの体格がよくわからないが、感じからすると八重樫より少し大きいだろう。
負け数が多いがKO負けはオスカル・ブランケットに喫したもの(9RTKO)。
八重樫はフライ級の王者だったときにブランケットと対戦し、判定勝ちはしたもののブランケットのバンタム級のパンチ力にたじろいでいたのが記憶に残っている。
テクアペトラのKO負けはこのブランケットが一番強かった頃に対戦したという不運があった。
なお、ブランケットはテクアペトラ戦の次にワルリト・パレナスを1RTKOで下している。
テクアペトラの動画は格下のSaid Leonとの試合を見たが、あまり参考にはならないとは言え、ファイト・スタイルはわかった。

とてもでないが、八重樫の敵ではなさそうだが、これも絶対とは言えないからね。
しかし、あんなテレフォン・パンチを八重樫が喰らうだろうか?
八重樫がKOを狙ってどんどん行かない限り、あり得ないように思う。
八重樫はテクアペトラを十分痛めつけてからKOを狙いに行けば、大丈夫だろう。
ズバリ、八重樫の中盤KO勝ち。
<試合結果 2016.5.9追伸>
113-115,115-113,116-113の2-1の判定で八重樫の勝ち。
私の採点では116-112で八重樫の勝ちだが、点差ほどの差はなかった。
結論的に言えば、予想は外れたが、八重樫はもう歳だね。
一般的に軽量級では、肉体的な衰えが早く来るものだが、近年、ボクサーの健康管理が進歩したので、八重樫の歳でも十分第一線で活躍出来ている。
ボクサーとしては、エドガル・ソーサと戦った時がピークで、前回の三階級目を制覇したハビエル・メンドーサ戦はキャリア勝ちみたいなものだったと思う。
今回も無意識にこの2試合のイメージがあって、テクアペトラなんぞに負けるはずがないと思っていた。
しかし、違ったね。
1,2ラウンド、八重樫の動きが鈍い。
テクアペトラのテレフォン・パンチが思いの外良く伸びる。
3ラウンド以降、どちらのポイントにしてもおかしくないラウンドが延々と続いた。
再戦すれば、テクアペトラの勝ちだろう。
<疑惑の判定? 2016.5.10>
またぞろ、疑惑の判定で盛り上がっている。
日本人の潔癖症にも困ったものだ。

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