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2016年10月23日 / misotukuri

内山はコラレスとの再戦で勝つのは難しい(結果付き)

 プロボクシングの前WBA世界スーパー・フェザー級スーパー王者の内山高志(36)が、同級スーパー王者ジェスレル・コラレス(25)と大みそかに再戦するとか。
 また同日、WBA世界ライト・フライ級王者の田口良一(29)は、同級3位カルロス・カニサレス(23)を相手に5度目の防衛を目指すことが決まった。
 田口のV5戦はともかく、内山のリベンジ・マッチは、止めておいた方がいいと思うが、先日、長谷川穂積(35)が奇跡のカムバックで三階級制覇を成し遂げたところでもあるし、オレだってと思ったのだろうが、さてどうか?
 長谷川穂積の相手ウーゴ・ルイスは、身体はデカいが、亀田興毅にもバンタム級時代にダウンを奪われ敗れており、一流のチャンピオンではなかった。
 ロートルの長谷川ならKOできると甘く見ていたのだろうが、たぶん、減量に失敗して調子が悪かった。
 ま、ルイスは、フェザー級の方がいいんじゃないかと思う。
 内山のリベンジの相手ジェスレル・コラレスは、以前動画で見たより身長が高くて、スピーディだった。
 歳も一回り近く違って若く、内山の苦手なサウスポーで、パンチの軌道が読みにくいコンビネーション・ボクサー・ファイター。
 前回、内山の方に油断があったとは言え、あれだけスピードに差があれば、37歳の内山にはちょっと捉えるのがきついのではないか?
 ジェスレル・コラレスはV7の相手ハイデル・パーラ(5R左ボディーブロー一発でKO)よりも動きが大きく速い。
 内山は打たれ弱いアゴの欠点をカバーしながら、左ボディー・ブローを打って、コラレスの動きを止める必要がある。
 しかし、それが打てるか?
 まず、左ジャブだが、前回は思うように当たらなかった。
 左ジャブの名手のジャブが全然当たらないのだ。
 これが当たらないことには、距離がつかめない。
 コラレスにミズスマシのように動かれて、戸惑っている内に、1Rが終わり、2R三度ダウンを立て続けに奪われ、TKO負けした。
 反省点は、じっくり長期戦で落ち着いていけば良かったのにというくらいで、何も出来ないまま終わってしまった。
 コラレスの欠点を掴むところまでいかなかった。
 それなのに今度はどうやったら勝てるのだろう?
 負けないようにしていれば、パンチ力の差で勝てるとでも?
 コラレスのパンチを警戒するあまり防御ばかりに気を遣っていても勝てないし、内山が勝てるシナリオが見つからないのだが・・・

<結果>
内山リベンジならず。コラレスの2-1での勝利。
ジャッジの採点は、117-110,113-114,115-112のスプリット・デシジョン。
私の採点でも114-113でコラレスの勝ち。
内山の失ったラウンドは、1,2,3,4,6,9,11の7ラウンド。∴▲7の120-7=113点。
一方、コラレスの失ったラウンドは、5,7,8,10,12の5ラウンドだが、5Rはダウンしているので▲2。∴▲6の120-6=114点
試合が終わってのダメージではコラレスが大きいだろうが、採点をするとこうなる。
内山は5R中盤に離れ際左フックで、コラレスをダウンさせたが、当たっているかは微妙。
コラレスが抗議していないので、多分、当たってはいるのだろう。
10R終盤にいきなり内山がコラレスのボディーを左ストレートで突き刺したのは、ダウンこそしなかったが、効いたね。
6Rと11Rの採点をどうするかで迷った。
特に11R、ホールドやクリンチで逃げつつも軽く当てているコラレスのポイントとするか、追い回しているだけの内山のポイントとするか?
内山の攻勢点を取れば、逆に114-113で内山の勝ちなのだが。
レフェリーは終盤のコラレスの露骨なホールドに注意もせず、減点もしなかった。 
内山に衰えは感じなかったが、もう37歳だし、ダメージはなくても、やっぱり隠退した方がいいのではないか。
ご苦労様。

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