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2016年10月28日 / misotukuri

大沢宏晋はオスカル・バルデスに勝てるか?(結果付き)

 11月5日、ラスベガスで、OPBF東洋フェザー級王者の介護士ボクサー大沢宏晋がWBO世界フェザー級王者オスカル・バルデスに挑戦する。
 圧倒的に不利な予想というのでYuTubeでオスカル・バルデスの動画をいくつか見た。
 まあ、一番参考になるのは、これかな?
 今年の4月に元IBF世界フェザー級王者エフゲニー・グラドヴィッチと戦った一戦。
 https://www.youtube.com/watch?v=SP4TwxMsTF8
 実は、これを見るまでは、大沢もひょっとしたらいけるんではないかと思っていた。
 というのも、大沢は将来絶対世界チャンピオンになると思っていたからだ。
 2012年12月に当時JBCが世界タイトル認定団体として承認していなかったWBO(世界ボクシング機構)の同級暫定王座の防衛戦を韓国ソウルで行ったことから、JBCにより2013年1月に当時保有していたOPBF同級東洋王座を剥奪され、ライセンスを1年間停止されるという処分を受けた。
 だが、その年の4月にはJBCはWBO、IBFにも加盟しており、その加盟交渉中の処分だった!
 これはあまりにも杓子定規な処分で、そこまで筋を通せる団体なら、その後のJBCの内紛でも裁判沙汰にもなるはずがないことだった。
 ともあれ、JBCはボクシング界の秩序維持というあまりにも狭量な理由だけで、世界をめざし駆け上がって行きつつあったボクサーの貴重な1年間を奪ってしまったのだ。
 JBCはボクサーのための協会ではなく、興行界のための協会ということを露呈した一件。
 ともあれ、大沢はついに世界タイトルに挑戦するところまで来た。
 これまでの苦労は大変だったと思う。
 だが、この王者オスカル・バルデスは、若くて強い。
 激闘王グラドヴィッチを4Rで仕留めた試合は、正しく世代交代を印象づけた一戦だった。
 大沢:31歳、身長170cm、37戦30勝(19KO)3敗(1KO)4分け、KO率51%、オーソドックス。
 バルデス:25歳、身長166cm、リーチ168cm、20戦20勝(18KO)、KO率90%、オーソドックス。
 バルデスは、フェザー級にしては小柄なのだが、分厚い身体で、スピードがあり、ボディワークが巧みで、相手にパンチを当てさせない。
 しかも、手数が多く、その一発一発を力いっぱい打つという、小型サウル・”カネロ”・アルバレスみたいだなと思ったら、カネロ・プロモーションズ傘下のボクサーだった。
 とにかく、ちょっと、欠点を見つけるのが難しいね。
 バルデスに勝つには、最低、スピード、パンチ力、テクニック、耐久力のどれかで上回る必要があるが、大沢が確実に上回っていると言えるものはないね。
 となると、やっぱり、ボディー攻めかな?
 大沢は、大阪市内の養護施設に勤める介護士で、ファイトマネーはデビュー以来。全額、身体知的障害者団体等に寄付しているという変わり種。
 普通の人間になかなか出来ることではない。
 王座奪取に頑張って欲しい。
<2016.11.6 追伸 試合結果>
 7RTKOでオスカル・バルデスが初防衛に成功した。
 大沢は4Rにもダウンを奪われ、7R集中打を浴びてレフェリー・ストップ。
 バルデスの顔面も腫れていたので、もうちょっとやれるかと思っていたが・・・
 大沢は見立てどおりで、ちょっとずつバルデスに劣っていた。
 これをひっくり返すのは、ボディー攻めしかないのに、それが出来なかった。
 まあ、バルデスがさせなかったのかもね。
 残念。
 
 WBO世界スーパー・バンタム級タイトルマッチ、ノニト・ドネアVSジェシー・マグダレノは、3-0の判定でマグダレノが新チャンピオンに。
 ドネアは身体がぶくぶくで、身体にキレもなく、スピードもなく、調子悪そうだった。
 歳も歳だが、体重調整に失敗したのだろう。

 WBO世界ウェルター級タイトルマッチ、ジェシー・バルガスVSマニー・パッキャオは3-0の判定で、パッキャオが新チャンピオンになった。
 2Rにパッキャオがきれいな左ストレートでダウンを奪うなど、これがいったんは引退したボクサーかと思う出来映え。
 ジェシー・バルガスは、ひょっとするかもと思っていたが、自分の良い所が全然出せなかったね。
 これはモノが違ってたということか。

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