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2016年12月27日 / misotukuri

井上尚弥VS河野公平を予想する(結果付き)

12月30日(金)WBO世界スーパーフライ級タイトルマッチ、井上尚弥 VS 河野公平がある。
あと3日に迫ったので、大急ぎで予想しておこう。
この試合、「意味なき戦い」みたいに言われているが、そんなこともないと思う。
井上にとっては、これからは自分より大柄な相手が多くなることから、バンタム級を見据えた格好のテストマッチだと思う。
河野にとっては、最高の引退試合になると思う。
さて、予想だが、一応、ボクシング・ファン向けが前提なので、いろいろ端折るがお許しを。
この試合、せいぜい河野公平が如何に善戦するかだな。
今年、WBA世界スーパーフライ級王者だった河野はルイス・コンセプションに負け、コンセプションは体重超過したあげく、カルド・ヤファイに負けてWBA王座は転々。
二度も王者になったし、結婚もしたし、年齢的なこともあり、引退だよな、普通は。
実際、もう隠退してたんじゃないのか?
それが、相手に困った井上に指名されると、俄然、やる気を出した。
巷の圧倒的不利予想をひっくり返してやると。
まあ、映画の「ロッキー」ほどではないが、感動的なストーリーだ。
そういう物語が必要なのはわかるが、やめた方がいい試合だ。
ミスマッチの可能性はある。
そこで、最近外してばかりの予想だが、多分、井上の判定勝ちだろう。
なぜなら、一つには、河野がタフ・ボーイだから。
いかな井上のハード・パンチでもタフな河野をKOするのは難しいだろう。
井上は、例によって速攻を仕掛けるだろう。
だが、3RまでにKO出来なければ、無理することはないのだ。
スピード、テクニック、パンチ力で上回っている井上が、無理しなくなると、河野に勝機はない。
だから、河野は罠を仕掛けるだろう。
河野は効いたフリして(実際効いてはいるのだが、まだまだという状態の時に)、下がりつつ、起死回生のカウンターを決めようとするとか。
想像つかんが、まあ、何かやるだろう。
しかし、それは1回切りで、失敗すれば二度と効かないということを前提に、その失敗を織り込んだもう一つの本当の罠を仕掛けることができるかどうかだな。
ようするに、最初の罠は、フェイントにする。
麻雀で言えば、井上はイカサマなどいらないくらい自分は強いと思っているタイプ。
うぬぼれている。
そこが河野の狙い目だ。
逆に、井上としては、勝ち方が問われている。
圧勝以外では、「そんな程度じゃあ、ロマゴン、エストラーダ、クアドラスなどに勝てないぞ」と評価を落とすだろう。
だが、目の前の相手に勝つこと以外のことを考えてはダメだ。
集中力を欠いて、自ら墓穴を掘ることになりかねない。
井上のKOや河野の大番狂わせなど、いろいろ考えたが、結局は河野の老化の進行度によるね。
では。
<結果速報1 村田諒太VSブルーノ・サンドバル ミドル級10回戦>
村田諒太の3RKO勝ち。
サンドバルもいい選手だったが、モノが違ったね。
すさまじい、右ストレートのパンチ力だった。
このパンチ力は大きな魅力だ。
<結果速報2 清水聡VSカルロ・デメシーリョ フェザー級8回戦>
清水聡の3RKO勝ち。
ロンドン五輪バンタム級銅メダリスト清水だが、サウスポーで179cmの身長はこのクラスでは大きなアドバンテージ。
しかも、なかなかのパンチ力。
これはスーパー・バンタム級、フェザー級なら、世界獲り可能だね。
さすが、メダリスト。
少なくとも、リゴンドーと戦った天笠尚(身長179cm)よりも強そうだ。
<結果速報3 八重樫東VSサマートレック・ゴーキャットジム IBF世界ライトフライ級タイトルマッチ>
八重樫東の12RTKO勝ち。
スピード、テクニック、パンチ力、全てに八重樫が勝っていた。
採点も、フルマークで、まさに完勝。
サマートレックは根性のあるいい選手だが、サイズが問題で、八重樫より一回り小さい。
八重樫が負けるとしたら、年齢的な衰えだろうと思っていた。
12月4日の井上とのスパーリングを見て、それはないと思っていたが。
珍しく顔を腫らすこともなく、全く衰えはなかったね。
<結果速報4 井上尚弥VS河野公平 WBO世界スーパー・フライ級タイトルマッチ>
井上尚弥の6RTKO勝ち。
スゴイ試合だった。
ポイント的には5R以外、井上のラウンドだったが、河野は意地を見せてくれたね。
井上もゴチャゴチャ強引にやって来る河野と戦えて勉強になったと思う。
もちろん、対ロマゴン戦だね。
ブロックとか、いろいろ防御面を研究していたみたいだ。
対河野用のアッパーは、対ロマゴンにも使えるだろう。
強い左ジャブも、もちろん対ロマゴンだが、まだまだあの程度ではダメだろう。
ボクシングの容赦なさを感じさせられた試合だった。

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