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2017年1月3日 / misotukuri

去年見た映画ベスト3

 喪中なので、年賀状出してないけど許してね。
 去年見た映画ベスト3。
 去年は、全部で157本見たが、結構、ひねった映画が多かったかな?
 ホント、3本に絞るのは難しいが、今回は2012年以降の制作に限ってみた。
 新作はほとんど見ないので、結局、2012,2013,2014,2015年の作品となる。
 それでもリストアップした作品は20本以上になった。
 その中から、SFを離れて、皆さんにぜひ見てもらいたい映画ということで、次の3本を選んだ。
 1 「オン・ザ・ハイウェイ その夜、86分」(英・米)スティーヴン・ナイト
 2 「妻への家路」(中)チャン・イーモウ
 3 「ザ・トライブ」(ウクライナ)ミロスラブ・スラシュピツキー
 
 1の「オン・ザ・ハイウェイ その夜、86分」は、「マッド・マックス怒りのデスロード」のトム・ハーディの一人芝居。
 何という芸達者。
 車の中で携帯電話するだけで、どうしてここまでドラマチックに出来るのだろうか。
 2の「妻への家路」は、「紅いコーリャン」のチャン・イーモウ監督が文革時代のインテリの災難を描いた映画。
 甘ったるい映画かなと期待せず見ていたのだが、なかなか衝撃的な展開を見せる。
 「大地の子」とか「日本国最後の帰還兵深谷義治とその家族」とかを読んでいる者にとっては、まだ生ぬるいとも言えるが、中国特有の政治的な過酷さと言うより、もっと普遍的な、我々の身にも起き得る話として捉えた。
 3 「ザ・トライブ」は、出演者全員、素人の聾唖者で、手話はあるが知らない者には全然何を言っているのか言葉としては理解できない。
 だが、次第にわかってくるのは、手話と口語とは別種の文化を形成すると言うことだ。
 そして、手話を使う聾唖者の中にも犯罪を犯す人間がいるということと、犯罪に対する感覚が健聴者のそれとはかなり異なっているように見えることだ。
 異文化コミュニケーションとか、異星人との意思疎通とかでなくても、身近なところに聾唖者がいるのであって、彼らとのコミュニケーションや聾唖者の文化の理解ということにも目を向けるべきだろうと思う。
 この映画にショックを受けない健聴者がいるとしたら、よほど聾唖者を身近に見て知っている人だろう。
 ベスト23を列挙すると、次のとおり。(順不同)
1「ブルー・リベンジ」(13、米・仏、ジェレミー・ソルニエ監督)
2「ロスト・フロア」(13、ス・亜、バクトシ・アメズカ)
3「グレイト・エスケイプ 大脱走・1944」(15、米、エリック・コーリー)
4「AFFLICTEDアフリクテッド」(13、加・米、クリフ・ブラウズ)
5「ファイナル・アワーズ」(13、豪、ザック・ヒルディッチ)
6「バードマンあるいは無知がもたらす予期せぬ奇跡」(14、米、アレハンドロ・G・イニャリトゥ)
7「オン・ザ・ハイウェイその夜、86分」(13、英・米、スティーヴン・ナイト)
8「ダウト・ゲーム」(14、加、ピーター・ハウイット)
9「幸せになるための5秒間」(14、英・独、パスカル・ショメイユ)
10「雪の轍」(14、トルコ、ヌリ・ビルゲ・ジェイラン)
11「妻への家路」(14、中、チャン・イーモウ)
12「ザ・トライブ」(14、ウクライナ、ミラスラブ・スラシュピツキー)
13「ナイトクローラー」(15、米、ダン・ギルロイ)
14「極悪の流儀」(15、米、ウィリアム・モナハン)
15「ブリッジ・オブ・スパイ」(15、米、スティーヴン・スピルバーグ)
16「ウルフ・コップ」(14、加、ローウェル・ディーン)
17「COP CARコップ・カー」(15、米、ジョン・タッツ)
18「オートマタ」(14、ス・ブルガリア、ガベ・イバニェス)
19「白い沈黙」(14、加、アトム・エゴヤン)
20「ゴースト・チーム・ワン」(13、米、スコット・ラザフォード)
21「ハイエナ」(14、英、ジェラルド・ジョンソン)
22「真夜中のゆりかご」(12、デンマーク、スザンネ・ビア)
23「クリーンスキン許されざる敵」(12、英、ハディ・ハジェイグ)
ベスト3以外の太字の作品もオススメだ。
 では、今年もよろしく。

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