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2017年3月31日 / misotukuri

映画「わんぱく戦争」の古き良きカリカチュア度

 昨夜は映画を2本立てで見た。
 #20:「レヴェナント:蘇りし者」(15年、アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ監督、レオナルド・ディカプリオ、トム・ハーディ他)
 321:「わんぱく戦争」(62年、イヴ・ロベール監督、アンドレ・トレトン、ミッシェル・イセラ、アントワーヌ・ラルチーグ他)
 「レヴェナント:蘇りし者」は西部劇の大作だが、これが英国アカデミー賞総なめしたとは信じられない。
 映像は見事だが、復讐劇としてのストーリーは退屈だ。
 これなら、チャールトン・ヘストンの老いた猟師のノスタルジックな「ワイオミング」の方がよっぽどいい。
 時代的にはどうなんだろう。
 「レヴェナント」の方が、ちょっと古いのかも。
 「わんぱく戦争」は、昔、母親が購読していた婦人公論だったか、何かの雑誌の映画紹介コラムで傑作という評判の映画だった。
  だが、年齢的に映画を見に行く時間もお金もなく、後にTVで放送した時も受信環境が悪く、見られなかったもの。
 白黒映画なのだが、これは本当に今見ても傑作だね。
 対立する子どもたちのグループ同士の喧嘩がどんどんエスカレートして、収拾がつかなくなるのだが、日本の「ビー・バップ・ハイスクール」なんかも路線的にはこれに似ているかな。
 子どもたちは、自分の名誉のために戦い、最高の処罰は相手の誇りをずたずたに傷つけることだった。
 だが、これはちょっと古い大人たちの戦争のカリカチュア。
 まだ、ここにはまだ異文化間の対立はなく、喧嘩にも暗黙のルールがあった。
 裏切りとかあっても、現代のテロ戦争のような卑劣さはみじんもない。
 この映画は実はリメイクだが、この映画のリメイクもあるようだ。
 だが、この辺りの時代のセンスがどうか気になる。
 では。

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