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2017年7月3日 / misotukuri

東京都議会選の熱い風にKY区を考える

今年一番の猛暑日都議会選は都民ファーストの会が地滑り的大勝を収めた。
勝因敗因分析はこれから専門家による調査によって明らかになるだろうが、私が注目したのは、まずは最多定員の世田谷区だ。
定員8人中、自民3人、都ファ2人、公明1人、民進1人、共産1人が当選という結果。
うち、6人が現職で、自民の3人は全員現職、新人は都ファの1人だけで、民進の1人は元。
ここまで反自民の風が吹いているのに、このKY感は何だろう?と思う。
先の参議院選挙でも、安倍翼賛選挙のような風が吹く中、東北では民進党が多数当選した。
KYが読めないことは別に批判すべきことではないが、東北復興がなかなか進まないのは、民進(旧民主)党の地盤だからということもあるのではないか。
この世田谷区は、私には、都内では有数のリッチな人たちが住む区というイメージがあるが、むしろ、だからなのかな?
巨大な浮動票層の住む東京都だからこそ、そういう根を下ろした人たちの住む区というのは、KYと言われようが何だろうが、現職が圧倒的に強いと言うことなのだろう。
都ファでたった一人の落選者が出たところっていったいどの選挙区か?と思い、順に調べていったら、島部だった。
ここも自民党が取っている。
小池さんがどこかの島で街頭演説でもすれば、都ファになったかも知れないが、時間と金のパフォーマンスは良くないだろう。
だが、こういうKYの選択をする選挙区の住民たちの気持ちというのも、何となくわかるような気がする。
金持ちだろうと貧乏人だろうと、エリートだろうと非エリートだろうと、たぶん、時の主流に少し外れているという疎外感があるのだろう。
だから、自分たちの仲間と思える人に固執する。
いろいろ理屈はあると思うが、結局はそれだ。
しかし、これって、大変動がある時にはスケープゴートになりやすいのでは?
明治維新の頃の会津藩のように。
政治では、利害得失を見極める力が必要だ。
今回は、そういうことを考えさせられた都議選だった。
では。

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