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2017年8月6日 / misotukuri

「古城ゲーム」のコン・ゲーム度

 「大鴉の啼く冬」読了後、すぐには本格的な小説は読む気がしなかったので、いかにも軽そうな「古城ゲーム」(ウルスラ・ポツナンスキ)を手に取ったが、予想どおり会話中心の軽いお話だった。
 これはジュニア小説みたいなノリで、中世騎士物、本格ミステリ物、ゴシック・ホラー物、迷路クエスト物、青春恋愛物等々、巧妙に仕組まれたコン・ゲームであり、意外性の連続に一気に2日で読み上げてしまった。
 アガサ・クリスティの「そして誰もいなくなった」を中世コスプレ・ゲームでやればこうなるという怪作だ。
 ストーリーを紹介すれば面白さが半減するので、解説など先に読まず、さっさと本文に取りかかることをオススメする。
 なかなか凝った作りになっていて、描写の一つ一つに意味があるので、念のため。
 では。

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